ブラジルで武者修行を遂げた生え抜き

島根県浜田市出身の佐々木は中学まで地元で過ごし、高校進学時に神戸U-18に入団した。ユース世代ではいまより線が細く、テクニックに秀でたアタッカーだったという。

2017年に2種登録を果たし、翌年にトップチーム昇格した。デビューシーズンはリーグ戦6試合1得点と一定の結果を残すが、同年7月からブラジルの名門パルメイラスへ約1年間期限付き移籍した。

武者修行を経た佐々木は、現在に通じる力強さと強じんなフィジカルを身に着けて神戸に帰還した。2021年シーズンにはリーグ戦30試合出場と頭角を現した。