今週末に行われるフランス・リーグアンの最終節。
すでにリーグ優勝を決めているパリ・サンジェルマンはクレルモン・フットとの試合に臨む予定となっているが、その2日前の記者会見で大きな話題を呼ぶ発言があった。
パリ・サンジェルマンを率いているクリストフ・ガルティエ監督が、リオネル・メッシについての質問に対して以下のように答えていたのだ。
クリストフ・ガルティエ
「私はサッカーの歴史上最高の選手を監督する特権に恵まれた。これがパルク・デ・プランスでの彼の最後の試合になるだろう。可能な限り最高の形で歓迎されることを願っている。
今シーズンの彼は重要な要素であり、常にプレーできる状態だった。寄せられている批判は正当化できないものだ。
ワールドカップがあるシーズンに21ゴール20アシストという数字を残すことは、圧倒的なチームへの貢献度を示しているよ」
これによって、リオネル・メッシは今季限りでパリ・サンジェルマンを退団することが決定したのだと報じられたが…。
その後、パリ・サンジェルマンはクラブの公式として『AFP』に対して以下のように答え、ガルティエ監督の発言はウソだと批判した。
パリ・サンジェルマン
「クリストフ・ガルティエ監督は、メッシにとってクレルモン・フット戦がパリ・サンジェルマンでの最後の試合になるという酷い表現をした」
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メッシはパリ・サンジェルマンとの契約に1年延長のオプションを持っているが、今のところそれは活性化されていない。
サウジアラビアからは天文学的な金額でのオファーを受けていると言われるほか、アメリカ・メジャーリーグサッカーのインテル・マイアミや古巣バルセロナへの移籍が噂されている。
ただ今回の反応を見れば、パリ・サンジェルマンとしてはまだリオネル・メッシとの契約延長を諦めていないことがわかる。