パリ・サンジェルマンの新監督に就任したルイス・エンリケ氏が、早くも「退任を検討している」という報道が出ているようだ。

『MARCA』によれば、キリアン・エムバペの契約問題で内紛が起こっているパリ・サンジェルマンでは、ルイス・エンリケ監督らを含めたスタッフの間でも緊張が高まっているという。

パリ・サンジェルマンで戦略アドバイザーを務めているルイス・カンポス氏やそのアシスタントであるラフェル・ポル氏、さらにルイス・エンリケ監督らはキリアン・エムバペを今季のプロジェクトの一員としていた。

しかしながらクラブのオーナーであるカタールの首長タミーム・ビン・ハマド・アル・サーニー氏らをはじめとした経営陣は、契約を延長しないと通告したキリアン・エムバペをチームから外すことを決めている。

また、経営陣はルイス・カンポス氏こそがキリアン・エムバペ契約更新拒否の責任者であると考えており、現場との対立が深まっているそうだ。

パリ・サンジェルマンは現在インターナショナルツアーを行っているが、フランスへと戻った来週月曜日にナースル・アル・ハライフィ会長、ルイス・エンリケ監督、ルイス・カンポス氏らによる会談が行われるとのこと。

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ただし、『Sport』はルイス・エンリケ氏の側近らは「辞任の可能性を否定している」と伝えており、月曜の会談ではエムバペの扱いについての方針が決められるのみである…とも。果たしてどちらが正しいのだろうか。

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