今季ドイツ1部フランクフルトとの契約が満了したMF鎌田大地は4日、昨季リーグ戦2位の強豪イタリア1部ラツィオが獲得したと発表した。
鎌田はビアンコセレスティ(イタリア語で白と水色、クラブカラー)に袖を通した初めての日本人となった。
📣 Introducing our new number SIX#CMonEagles 🦅 pic.twitter.com/LV3EsQljoI
— S.S.Lazio (@OfficialSSLazio) August 4, 2023
これまで日本人が所属したことがないクラブのため、どのようなクラブが知らないサッカーフリークもいるだろう。そこで今回はラツィオがどのようなクラブなのかを解説する。
実は宿敵より古い首都の名門クラブ
首都ローマのクラブといえば、元日本代表MF中田英寿さんが所属したローマのイメージが強いが、実はラツィオはローマより27年前に創設されたクラブだ。
イタリア人将校のルイジ・ビビアレッリが設立した前身のラツィオ競歩協会が前身となり、1900年にクラブが創設された。
1958年に国内カップ戦コッパ・イタリアを制し、1973-74シーズンにはリーグ初制覇を経験した。ただその後は長い低迷期に入り、1990年までに2度の2部降格をするなど、苦しい時代を過ごした。