決勝トーナメントの闘いが始まったFIFA女子ワールドカップ。

イングランド代表は7日に行われたナイジェリアとの決勝トーナメント1回戦をPK戦の末に制して、準々決勝進出を決めた。

だが、ローレン・ジェームズが相手DFを踏みつけたことで一発退場を宣告された。

後半40分すぎ、倒れた相手を踏みつけたジェームズに対して当初提示されたのはイエローカードだったが、VARの介入によってレッドカードに変更された。

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チェルシーDFリース・ジェームズの妹でもあるローレンは21歳のアタッカー。

BBCによれば、イングランドのウィーグマン監督は「彼女にとって大きな教訓になった。誰かを傷つけたかったわけではない。彼女は私が知っているなかで一番優しい人。終盤だったので、選手たちは少し疲れていた。彼女はこの舞台での経験が浅く、一瞬でキレてしまった。わざとやったわけではない。彼女は謝罪したし、本当に悪いと思っていた」と擁護していたそう。

一方、踏まれたナイジェリアDFミシェル・アロジーは「彼女の退場は私たちにはいいことだった。タックルに対する彼女のリアクションには少し驚いた。必要なかったと思う。私は大丈夫。彼女に踏まれたお尻は大丈夫。最初は混乱した。何があったのか分からなかった。恨みはない、ただの試合」と話していたとのこと。

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