今夏のマーケットで鹿島アントラーズから常本佳吾が加入したスイス1部リーグのセルヴェッテ。
9日にはチャンピオンズリーグ予選でグラスゴー・レンジャーズとのアウェイゲームに臨むことになったのだが、8人もの選手が試合に帯同できなかった。
そのうち常本佳吾(1ヶ月の離脱中)を含めた7名については怪我や出場停止であるが、カメルーン代表MFのガエル・オンドゥアについてはなんと「入国ビザの発行が拒否された」ためだったという。
『Daily Mail』によれば、その理由はガエル・オンドゥアが「親ロシア的行動」を行っているからだとのこと。
ガエル・オンドゥアはカメルーン代表選手であるがロシア育ちであり、昨年行われたワールドカップでもスパイクにロシア国旗を入れてプレーしていた。
それらの行動が問題になり、親ロシア的な人物であるとしてイギリス当局から入国ビザが発行されなかったとのこと。
詳しい理由については明らかにされていないものの、セルヴェッテ関係者も「スポーツ以外の理由で主力選手を欠いてプレーすることになった」と裁定に不満を表明していたという。