DAZNは11日、ポルトガル2部リーグに所属するUDオリヴェイレンセの2023-24シーズンの試合を独占配信することを発表した。

オリヴェイレンセは、創設101年目を迎える歴史と伝統あるクラブで、2022年11月に日本の株式会社ONODERA GROUPが経営権を取得。同社はJリーグの横浜FCも保有しており、Jリーグ史上初で国内唯一のマルチクラブオーナーシップに挑戦している。

オリヴェイレンセには昨季途中、横浜FCからカズこと三浦知良が期限付き移籍。今季もプレーすることが発表されている。

カズは、昨季半分をポルトガルで過ごし、強度が高く常にゴールを目指すポルトガルのサッカーを戦い抜いた。オフ期間は日本に帰国し、国内クラブでの練習にも参加、「これまでよりも自分自身の成長を感じられた」とのコメントも残した。

56歳となった今でも、ポルトガルの地で挑戦を続け、試合に出場して「ゴール」を決めるというこだわりを持ち続けている。

今回、DAZNは、株式会社ONODERA GROUPの欧州への扉を開く日本初のマルチクラブオーナーシッププロジェクトへの挑戦と、カズの雄姿、さらには試合に出場してゴールを決める姿を日本中の人々に届けたいという想いに共感し、配信を決定したとのこと。

ONODERA GROUPが取り組むマルチクラブオーナーシッププロジェクトは、子どもたちが夢を持ち、夢を叶えられるクラブに横浜FCが成長し、有望な若手選手が海外挑戦し実績を積んで日本サッカーを強くすることを目指すプロジェクトだという。

【関連記事】ロナウド引退後にポルトガル代表の7番を継承しうる5人

オリヴェイレンセの開幕戦となるフェイレンセ戦は、日本時間15日(火)19時にキックオフ予定。DAZNでは、カズの盟友である福田正博氏が特別解説を務める。

【Qolyインタビュー】J2ジェフユナイテッド千葉DF岡庭愁人が母校の先輩からもらった言葉…未知のコンバートを乗り越え「熱くて、強い選手になる」