今夏のマーケットでその去就が注目されているフランス代表FWキリアン・エムバペ。
パリ・サンジェルマンとの契約は2024年6月30日までとなっており、先日クラブに対して「これ以上契約は更新しない」と通告したと伝えられている。
そしてパリ・サンジェルマン側はそれを受けてエムバペをプレシーズンのジャパンツアーに向けたメンバーから除外し、トップチームのトレーニングにも参加させていない状況にある。
そのためメディアではレアル・マドリーやサウジアラビアへの移籍が噂されてきたものの、移籍金や給与の額が高すぎるために現実的な動きには至らなかった。
そして10日に『Le Parisien』が伝えたところによれば、キリアン・エムバペは火曜日にクラブの会長ナースル・アル・ハライフィ氏と会談を行っていたという。
そこでは改めて契約を更新しない意向であることを伝えたほか、「今季は何があってもパリ・サンジェルマンを離れるつもりはない」と宣言したのことだ。
パリ・サンジェルマン側は、もしエムバペが契約を更新しない場合はチームから除外することも厭わない立場だというが…。
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ただ、ネイマールやウーゴ・エキティケにも退団の噂が流れる中でキリアン・エムバペを起用しないという選択を取れるのかどうか。クラブの今後の動きが注目される。