クラブ側は元ネタを明かしていないが、今回のデザインは地元アトランタのヒップホップ・デュオ「Outkast」が1996年に発表した2ndアルバム『ATLiens』のアートワークがモチーフだと思われる。
ダークでグルーヴィーなトラックが日本のヒップホップ好きの間で隠れ名盤と誉れ高い1枚。確かに色使いや雰囲気はそのジャケットデザインに近い。
実は今年3月に海外のメディアで「アトランタのサードユニにOutkastをフィーチャーするらしい」という少々信じがたいリーク情報があったのだが、どうやら正しかったようだ。
アトランタは90年代ヒップホップ・R&Bシーンを象徴する街。90年代に日本でも絶大な人気を誇った「TLC」もアトランタ出身だ。Apple Musicにあるアトランタ・ユナイテッドのプレイリストには、そんな地元アトランタのヒップホップ・R&Bミュージシャンが名を連ねる。
ヒップホップとMLSといえば、今月1日に登場したニューヨーク・レッドブルズの「ヒップホップ生誕50周年」を記念したサードユニフォームも話題となった。賛否両論だが今年のMLSのチームはかなり攻めたデザインが目立つ。
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この「404キット」は26日にホームで行われるナッシュビルSC戦でデビューの予定。ユニフォームはクラブのオンラインストアで購入可能だ。
レアで懐かしいユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思い出すユニの数々は見るだけでも楽しいはず!