サガン鳥栖は29日、FW兒玉澪王斗がJFL鈴鹿ポイントゲッターズへの期限付き移籍を両クラブ・選手合意のもと解除し、ポルトガル3部のADファフェへ完全移籍することを発表した。

兒玉は2002年4月24日生まれの21歳。鳥栖のアカデミー育ちで、高校3年生だった2020年にルヴァンカップでトップチームデビューを果たした。

トップ昇格後はSC相模原、レノファ山口FCへの期限付き移籍を経て、今季は鈴鹿でプレー。しかし12試合で2ゴールとあまり結果を残せず、シーズン途中での欧州挑戦を決断した。

以下は移籍が決まった兒玉のコメント。

「この度、ポルトガルリーグ3部のADファフェに完全移籍することを決断しました。
苦渋の決断ではありましたが、自分の夢を叶えるために戦ってきます。
ユースからトップ昇格して、自分が描いていた想像と現実では全く異なりました。
駅スタで活躍する姿をファン・サポーターの皆さまや家族に見せれなかったことが1番の心残りです。
必ず海外の地で活躍して飛躍してみせますので、引き続き自分のことも応援していただけたら嬉しいです。
短い期間ではありましたが応援してくださったファン・サポーターの皆さまありがとうございました。
頑張ってきます!」

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兒玉の移籍するファフェはポルトガル3部「リーガ3」のセリエAに所属。4節を終えて1勝2分1敗で7位につけている。

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