元スペイン代表MFフアン・マタ(35)がJ1ヴィッセル神戸に加入するかもしれない―。
スペインのラジオ局『オンダ・セロ』は30日、現在無所属のマタが神戸に入団する可能性が浮上したと報じた。
同メディアによると、マタはスペインへの帰国を願っていたが、ここにきて神戸移籍の可能性が浮上したという。
またスペイン紙『マルカ』によれば、マタには他のチームからのオファーもあるが、日本からのオファーが希望のリストの最上位にあるため、間もなく正式に発表されるという。
マタはスペインの名門レアル・マドリーの下部組織を経てバレンシアへ加入し、そこで頭角を現してワールドクラスの仲間入りを果たした。チェルシーとマンチェスター・ユナイテッドで長年に渡ってイングランド・プレミアリーグでプレーし、2022年からトルコ1部ガラタサライへ移籍した。
現在は7月にガラタサライを退団して、無所属となっている。
これまでスペイン代表では41試合10得点を記録し、2010年ワールドカップ南アフリカ大会のメンバーに入り、同代表のワールドカップ初制覇を元神戸のMFアンドレス・イニエスタ、FWダビド・ビジャらとともに経験した。
これまで豊富な資金力でイニエスタ、ビジャ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキを獲得してきた神戸は現在リーグ2位と優勝争いを繰り広げており、タイトルレースを勝ち抜くために新たなビッグネーム獲得に動いているのだろうか。
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スペインでは一般的にラジオ局が報じる移籍報道は、他の媒体より信ぴょう性が高いと言われているが、果たしてマタの行く末は…。
Jリーグの追加登録期間は来月8日までであり、この期限まで無所属選手を獲得することができる。