スタッド・ランスでともにプレーする中村敬斗と伊東純也。日本代表コンビは17日のブレスト戦に両ウィングとして先発出場した。
中村は前半19分の先制ゴールを頭でアシストしている(動画1分35秒から)。
味方のフリーキックをニアでそらすと、アミール・リチャードソンがゴールを奪った。
ただ、後半になるとブレストが立て続けに2点を奪取。結局、スタッド・ランスは1-2の逆転負けを喫している。
中村には左サイドを深くえぐるシーンもあったが、味方のシュートは相手GKが阻止。伊東もバックヘッドでゴールに迫るシーンがあったが、得点にはならず(動画8分20秒から)。
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試合後、ウィル・スティル監督は、特に後半に見せたチームの姿勢に苦言を呈していた。
「(1-0という)論理的なスコアでハーフタイムを迎えた。
後半は10分ほどスイッチが切れてしまい、前半と同じようなインテンシティとエネルギーで出ていなかったことに対する大きな代償を支払った。
今季何度もやっているが、最初の数分でスイッチを切るのはありえない。
同点に追いつくチャンスは何度もあったし、全てを投げ出したわけではなかったが、高い代償を払うことになった。
追い付くために攻撃的かつコレクティブなクオリティはあったが、ブレストの思惑にはまった。
試合のなかで長い時間帯、スイッチを切ってしまっていた」
スタッド・ランスは開幕5試合で2勝1分2敗。この日は後半5分と後半11分に失点しており、指揮官は集中力を切らした点を指摘していたようだ。