かつてマンチェスター・ユナイテッドでプレーしていた元イングランド代表MFジェシー・リンガードが、飲酒運転のため5万7000ポンド(およそ1000万円)の罰金処分を受けたようだ。
『The SUN』によれば、リンガードは7月8日にマンチェスターでランボルギーニ・ウルスを運転していた際、制限速度を大きく超えるスピードを出していたため検挙されたという。
警察はリンガードが他の高級車とレースをしているのではないかと考え、道路で彼の車を止めたとのこと。
そしてリンガードの呼気検査を行ったところ、アルコールの法定制限である100mlあたり35マイクログラムを大きく超える76マイクログラムが検出されたそう。
リンガードの代理人によれば、この日彼は友人らと食事に出かけていたものの、ソフトドリンクのみしか飲まなかったという。
ただ、それから家に帰ろうとしたリンガードに仲間のプロサッカー選手から誘いの電話があり、マンチェスターまで飲みに出かけてしまったそう。
なお道路でレースをしていたという疑惑については否定しており、リンガード自身は飲酒運転の事実を認めているとのこと。
今回の飲酒運転によってリンガードには5万7000ポンドの罰金と裁判費用2000ポンド(およそ40万円)の支払いが言い渡されたほか、18ヶ月の免停処分が課せられた。
リンガードは昨年レンジローバーでスピード違反のために検挙されており、さらにその際に身元を明らかにしなかったことから7月に半年間の免停処分を言い渡されていた。そのため今回はそれに加算される形で実質2年の運転禁止となるようだ。
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現在フリーエージェントであるリンガードはウェストハム・ユナイテッドで練習参加しており、正式な加入に向けた話し合いも行われているという。