そうしたなか、代表に呼ばれなかったアンデルソン・タリスカの反応が話題になっている。
29歳の彼はクリスティアーノ・ロナウドらと同じサウジアラビアのアル・ナスルに所属。2014年と2018年にセレソンに呼ばれたが、代表戦に出場したことは一度もない。
そのタリスカは「自分はブラジル人じゃないのかと思い始めている」と泣き笑いの絵文字15個をつけたメッセージをSNSに投稿していたのだ。
同じくサウジに移籍したネイマールは引き続き、代表メンバーに選ばれている。
先日、タリスカは「(ネイマールのサウジ移籍は)代表にとっていいことになる。人々はアジアでプレーする選手はセレソンに入れないと言わなくなるだろう。基準が分からないが我慢する…。サウジから招集しなければいけないなら、タリスカを呼ばなければいけない。数字は嘘をつかないからね」などと話していた。アル・ナスルで64試合48ゴールを記録してきた自分にもチャンスがあると感じていただけに落胆していたようだ。
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ブラジルは10月13日にベネズエラ、18日にウルグアイと対戦する。