サードユニフォームに個性的なデザインが目立つボローニャ。18-19シーズンモデルではボローニャの街の中心に位置する観光名所「ネットゥーノの泉(ネプチューンの噴水)」にある“三叉槍を持つ海神ネプチューン像”をエンボスでプリント。

19-20シーズンのサードユニフォームはクラブ創設110周年記念の特別デザイン。エンブレムは「110 ANNI BFC 1909」とデザインした特別バージョンを装着し、左半身にクラブのタイトル獲得年をエンボスでプリントする。

ボローニャでは珍しいグリーンはクラブが最初にタイトルを獲得した1925年のキットカラー。100周年を迎えた09-10シーズンのサードにもこの色が使われていた。

1909年10月3日に創設されたボローニャは今年で114周年に。その記念日に発表したサードユニフォームがクラシックなデザインではなく、デジタル的で新感覚のスタイルというところが興味深い。

ミラン、インテル、ユヴェントスなどのビッグクラブもそうだが、伝統を守り抜く一方で必ずしも懐古主義的ではない点はイタリアのクラブの特性のようにも感じられる。

そのサードユニフォームは7日に敵地で行われたセリエA第8節インテル戦でデビュー。試合は2-2の引分けで終了した。ホームチームのキットカラーとの兼ね合いで、ボローニャはホワイトのパンツとソックスを着用している。

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