アジア競技大会決勝では韓国に敗れ銀メダルに終わったU-22日本代表。

インターナショナルマッチウィークではないこともありBチーム的なメンバーで臨んだ今大会だったが、決勝まで戦い抜いたことで選手たちは大きな経験を手にした。

パリ五輪出場をかけた最終予選となるU23アジアカップは来年4月にカタールで開催予定。今大会と同じく招集に拘束力がないことから、主力メンバーがどの程度呼べるのか不透明な部分がある。

5日、今月のアメリカ遠征メンバーを発表した会見で「最終予選では呼びたい選手を実際何%くらい呼べそうか」と記者に問われた大岩剛監督は以下のように答えた。

「これは…難しいですね。本当にお願いベースでしかないので、各クラブの強化の方と日本サッカー協会のダイレクターの山本(昌邦)さんとの交渉にもなっていくと思います。当然最終予選以前の活動で招集できる・できないもそれに関わってくると思いますし。チーム状況ですね、海外であったり国内であったり、様々なチーム状況も関わってくると思いますので、本当にその時期になってみないと分からないというのが正直なところです。ただ、日本国内におけるオリンピックというものは非常に熱が高い大会だと思っていますので、そういう部分ではこちらとしてはしっかりと協力を仰いでいくというスタンスでいたいと思っています」

「(海外のクラブと国内のクラブでどちらの方が交渉しやすい?)どうなんですかね。しやすい・しにくいというよりも、シーズンが全く違いますので、負担という部分では差があるのかなと感じています」

現状で見込みは立てづらいが、五輪人気の高い日本だからこそ国内のクラブに対しては特に協力をお願いしていくという方針のようだ。

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U-22日本代表は今週始まるアメリカ遠征において、14日(土)にU-22メキシコ代表、17日(火)にU-22アメリカ代表と対戦する。

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