先週の金曜日に行われたアルゼンチンリーグのアルセナル・サランディ対ヒムナシア・ラ・プラタの試合で、珍しいヒーローインタビューが行われたようだ。
この試合はアルセナル・サランディのホームスタジアムで行われたのだが、キックオフの前に照明システムの1つが故障してしまうというトラブルがあった。
雨が降っていたことから電気系統がショートし、さらに投光機の一つに作られていた鳥の巣が発火。午後7時に予定されていた試合は1時間以上延期されることになったが、午後8時13分になんとかキックオフにこぎ着けた。
そして放送していた『TNTスポーツ』では興味深いことに、ヒーローインタビューに呼ばれたのは…。
El partido entre Arsenal y Gimnasia arrancó con demoras por problemas de iluminación. ¿La figura del encuentro? Luis, el electricista
— TNT Sports Argentina (@TNTSportsAR) November 4, 2023
Un tipazo 🔦#LPFxTNTSports pic.twitter.com/wGOOa2P82X
なんと、このアルセナル・サランディのスタジアムで40年もの間電気技師を務めているというルイス・マンゴウ氏であったのだ。
ルイス・マンゴウ
「幸運なことになんとか問題を解決することができたよ。そうでなければ家に帰ることになっていただろう。
自分の仕事のおかげだとは思わないが、何事にも常にやれることはあるはずだからね」
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スコアレスドローで試合が終わったこともあってか、最高のヒーローは試合を開催させてくれた裏方のスタッフ…ということだろうか。なかなか粋なセレクトであった。