25日に行われたセリエA第13節ラツィオ戦で今季初勝利を挙げた最下位サレルニターナ。

ラツィオの一員としてフル出場した日本代表MF鎌田大地にとっては痛い敗戦だったが、サレルニターナは待ちに待った今季初の勝ち点3獲得となった。

そのサレルニターナは今月3日に、ある特別なユニフォームを発表していたので、それをご紹介したい。

Salernitana 2023-24 Zeus "Arechi Castle"

サレルニターナ 2023-24 Zeus アレキ城 ユニフォーム

3日に発表された今季の特別ユニフォームはライトグレーを基調に、ブラックとピンク(正式な色名はソーラーレッド)を組み合せる。シャツ全体のまだら模様のようなグラフィックは、街の歴史を語る上で欠かせない城を描いたものだ。

ライトグレーにピンクのコンビネーションが独特な雰囲気。サプライヤーのZeus Sportはイタリアのスポーツブランドで、サレルニターナとは2019-20シーズンからパートナーの関係にある。

クラブのホームタウンであるサレルノは南イタリア・カンパニア州の港湾都市で、その街に8世紀に建てられた中世時代の「アレキ城」が今回のデザインの主役。市街やサレルノ湾を見下ろす丘の上に立つ街のランドマークだ。

ユニフォーム前面の城壁をイメージしたグラフィックが歴史の重みを感じさせるが、その一方で差し色やエンブレムには非常に現代的な色を採用。このカラーリングがサポーターやユニフォームファンの間で「アンバランス」と微妙な評価だ。

この2つのユニフォームは今季のホーム(左)とアウェイ。サレルニターナといえばワイレッド色のユニというカルチョ好きも多いのではないだろうか。初代ユニフォームは港町のチームらしくブルーとホワイトのストライプだったが、1940年代から現在の色を使用している。

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中世アレキ城をデザインしたサレルニターナの特別ユニフォームは、クラブのオンラインストアで販売中。

今では世界的にレアで懐かしい新品ユニフォームが揃う「Qoly × LFB Vintage」。“あの頃”を思いだす数々のユニフォームやグッズは見るだけでも楽しいです。

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