J2の3~6位チームがJ1昇格をかけて戦うJ1昇格プレーオフ(PO)決勝・東京ヴェルディvs清水エスパルスが26日東京Vホームの味の素スタジアムで行われ、1-1で年間順位で4位清水を上回る3位東京Vがオリジナル10対決を制してJ1復帰を決めた。

東京Vが16季ぶりのJ1復帰を決めた。

前半は清水が素早いサイドアタックからゴールに雪崩れ込むような怒とうの攻撃を見せて東京Vを圧倒するも、東京Vも耐えながら中盤の厚みを生かしながら反撃を試みる一進一退の攻防を繰り広げた。

均衡は後半18分に破られた。

後半16分にペナルティエリア内で守備に入った東京VのMF森田晃樹主将がハンドを取られてペナルティーキックを献上。PKキッカーを務めた昨季J1得点王の清水FWチアゴ・サンタナが左足でゴール右側へ突き刺して先制した。

それでもドラマは最後に待っていた。

追いかける東京Vは試合終了間際の後半49分にFW染野唯月がペナルティエリア内で倒されてPKを獲得。そして後半51分にPKキッカーを任された染野が右足でゴール右側へ値千金の同点弾を突き刺して1-1で清水に追いついた。この1点を東京Vが死守して東京Vは16季ぶりにJ1復帰を決めた。

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J1復帰を決めた東京Vは来季トップディヴィジョンでどのようなサッカーを見せるのか。J1昇格POで昇格したチームは苦戦する傾向にあるが、旋風を巻き起こすような活躍を期待したい。

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