かつて日本人選手もプレーしたギリシャは、一部に熱狂的サポーターがいる。

BBCによれば、そのギリシャリーグは来年2月まで無観客で試合を開催することになったという。

先週末に行われたバレーボールのオリンピアコス対パナシナイコス戦で激しい衝突が発生した際、警官が重傷を負った(発煙筒が当たった警官は大量出血で緊急手術を受けたとされている)。

ギリシャ政府はスポーツイベントでの暴力阻止対策を決定し、サッカーの試合も無観客開催が決まったという。

近年、ギリシャではサッカー界のフーリガン行為が問題になってきた。

昨年には19歳のサポーターがアリスとPAOKのファン衝突で死亡。今年8月にはCL予選AKEアテネ対ディナモ・ザグレブ(クロアチア)でもファンの衝突が発生し、ギリシャ側のサポーターが刺殺された。

昨年、死亡事件を受けてギリシャ政府はファンの暴力に対する量刑を6ヵ月から5年に引き上げたが、今年10月のオリンピアコス対パナシナイコス戦は選手に発煙筒が直撃したことで中止になっている。

【関連記事】大谷翔平が人類史上1位!メッシが2位!史上最高額の契約を結んだアスリート王10人

政府の報道官は、スタジアムでのカメラ設置や電子身分証明システム導入などの対策がなされない場合は、無観客措置をUEFAコンペティションに適応したり、期限自体を延長することもあるとコメント。「長年、ファンを装った犯罪者が怪我を負わせたり死亡させたりする重大犯罪を犯してきた。選手もファンも犯罪組織の殺人行為で苦しむべきではない」と話したとのこと。

【厳選Qoly】パリ五輪にオーバーエイジ参加するかも?ウワサの「3名のスーパースター」

日本人がケチャドバ!海外日本人選手の最新ゴールはこちら