IFABの広報は「選手の足の大きさは千差万別で、(すね当ての)素材も多種多様。IFABの見解としては、これは審判ではなく選手個々の責任。若い選手の場合、その責任は(指導者や親や保護者)が負うべき」と述べたそう。一概に大きさで規制することはできないので、個々で対応すべきという立場のようだ。
英3部チームのウィコムでクラブドクターを務めるボブ・サンガー氏は、すね当ての製造会社も経営しているが、「大きさの規定がないので、グレーゾーンになっている。影響力のある選手たちによるトレンドもある。残念ながら、サッカー選手はかなりゲンを担ぐので、いいと思っているやり方からずれるのをひどく嫌う」と憂慮している。
実際、グリリッシュが短いソックスなのは、幼い頃に洗濯で短く縮んでしまったソックスを履いたところいいプレーができたことが理由。
ただ、英国では幼い少年少女がプレーするサッカークラブで、小さいすね当てを禁止にするところも増えているそう。