シント=トロイデンは28日に行われたヘンク戦を1-1で引き分けた。
伊藤涼太郎が劇的な同点ゴールを決めた一戦では、キックオフ前にアクシデントが起きていた。
『Het Nieuwsblad』によれば、GKコーチのデニス・ルーデル氏(47歳)がウォーミングアップ中に倒れ、病院に緊急搬送されていたという。
シント=トロイデンGKジョー・コッペンスは「キックオフ1分前なのに泣いている選手もいた。それほど影響されていた。僕は父が亡くなるのを見たこともある。デニスが震えているのを見て、すぐに深刻さに気付いた」と泣きながら話していたそうで、近くで一部始終を見ていた選手たちはショックを受けていたようだ。
心不全などが懸念されたが、幸いにも心臓の問題ではなく、風邪や喘息、体調不良が重なった結果だったそう。クラブもルーデル氏の無事を報告しているが、経過観察のために一晩入院するとのこと。