イングランド・プレミアリーグのルートン・タウンは30日、「シント=トロイデンから日本代表DF橋岡大樹を獲得した」と公式発表した。
ルートン・タウンはその発表を行ったSNS「X」において『橋岡時間』(おそらくHashioka Timeをそのまま日本語直訳したもの)と書き、加入を発表している。
クラブの公式発表の内容によれば、橋岡大樹は火曜日の午後にルートン・タウンと正式な契約を結んだとのこと。
すでにメディカルチェックには合格しているが、正式な契約が活性化されるのはイングランドでのワークパーミット(就労ビザ)と国際移籍の許可が出たあとになるそうだ。
橋岡大樹は2021年1月にベルギーのシント=トロイデンへ期限付き移籍し、完全移籍への移行を経て、計3年間に渡り中心選手としてプレー。日本代表にも招集されるなど飛躍を遂げていた。
その一方でさらなるステップアップの希望を公言しながらそれが実現せずにいたが、この冬のマーケットでついにイングランド・プレミアリーグへの挑戦を行うチャンスを手にしたようだ。
背番号はすでに「27」に決定しており、火曜日に行われるブライトン戦の前にスタジアムでお披露目される予定になっているそう。
橋岡大樹について、マネージャーを務めているロブ・エドワーズは以下のように話しているとのこと。
「橋岡大樹は最終ラインのどこでもプレーできる多才なディフェンダーである。彼とはすでに会ったが、上手くグループにフィットできるだろうと確信できたよ。
彼は素晴らしい態度を持っているし、ルートン・タウンでプレーしたいという強い願望を持っている。我々がいいチームを備えていることも理解しており、チャンスを掴むために戦わなければならないことも分かっている。そして、彼はそうするだろう。ここに来るという挑戦を楽しみにしているようだからね。
ポゼッションサッカーにも慣れていて、アグレッシブで、そして守備にも長けている。彼が我々と一緒にいてくれることが嬉しいよ」
なお、橋岡大樹はルートン・タウン移籍が決定したことについて「プレミアリーグでプレーするのは夢だった。フィジカル的にもテクニック的にもトップレベルで、とても激しい。難しいとは思うが、チームのために全力を尽くす」と語ったそう。
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また「僕の強みはヘディングや1対1、運動量だ。今季はまだ2ゴールしか決めていないが、もっと得点したい。ルートン・タウンのサポーターの前でそれを祝える時が待ちきれないよ。加入できてとても嬉しい。できるだけ早くプレーしたいとワクワクしている」と話していたそうだ。
ちなみに、公式サイトでは「ハシ」と呼ばれているよう。