昨年10月に現役引退を発表した元ベルギー代表MFエデン・アザール。圧倒的な才能を持っていたが、ストイックさには欠ける選手だった。
『Record』によれば、本人もそれを認める発言をしていたそう。
「(クリスティアーノ・ロナウドのようなキャリアを)俺は築くことはできはなかっただろうね。練習後に1時間もアイスバスに入るって?ほっとけよ。友達と一緒に家に帰って、カードで遊んだり、ビールを飲んだりさせてくれ。俺のリカバリーは子供たちと庭で2時間遊ぶことだった。
クリスティアーノはいい選手のお手本だ。でも、俺が彼のようにやっていたら、燃え尽きていただろうね。3日ごとにジムに行くこともしなかったし、リカバリーのために3時間も理学療法を受けることもしなかった。
リオネル・メッシは唯一の存在だろう。史上最高の選手だと思う。彼からボールを奪うのは不可能だ。
クリスティアーノは俺よりもビッグな選手だが、単純なサッカーでは彼が俺以上だとは思わない。ネイマールはそうかもな。俺以上ではないけれど、レアル・マドリーにはいい選手が大勢いた。ベンゼマ、モドリッチ、クロース」
「練習に行くのはクソだった。着いた後も靴ヒモも結ばずに、『OK、やるぞ』って感じさ。
太りすぎ?食べ過ぎだったとは言わないが、気にしてなかったね。毎日、マクドナルドに行っていたわけでもない。(食事を)重要視していなかった。食べるが好きだからね。ダイエットは無意味だ。40歳までプレーしたいなら話は別だが、自分はそうならないと分かっていたからね」
ロナウドのようにストイックに自分を貫くことは不可能だったとのこと。
食生活についても、毎日ファーストフードだったわけではないとしつつ、節制していたわけではなかったようだ。