菅原由勢
国際Aマッチ9連勝中の日本を多くのチームがリスペクトし、入念な対策を講じてきたアジアカップ。その中でターゲットにされた一人が右サイドバックの菅原由勢だった。
第2次森保体制で早々にレギュラーの座を掴み、ピッチ内外で重要な役割を担っていた菅原。しかし、今大会は初戦のベトナム戦からゲームにフィットせず、局面の対応で軽さが目立った。
単純なデュエルでも負けるシーンが散見。1月という難しい時期に行われたこともあるだろうが、大会に臨むうえで心身の準備が不足していたことは否めない。
結局1-2で敗れた第2戦のイラク戦以降、毎熊晟矢の活躍を見守る立場に。右サイドバックでは今冬、橋岡大樹がプレミアリーグのルートン・タウンへ移籍しており、ポジションを取り戻すためには再び実績を積み上げる必要がある。