先日、インドネシア代表DFジャスティン・ハブナーがウォルヴァーハンプトン・ワンダラーズからJ1のセレッソ大阪へと期限付き移籍した。
オランダ生まれで20歳の左利きディフェンダーであるハブナーは、今季ウォルヴァーハンプトンのリザーブで活躍を見せていたものの、トップチームではカップ戦でも出場機会がなかった。
ウォルヴァーハンプトンは夏に彼をローン移籍で修行させる方針だったが、それを前にしてセレッソ大阪からのオファーが届き、日本へと期限付きで送り出すことを決めたという。
『WARTAKOTA Live』によれば、この移籍についてインドネシアサッカー協会の会長を務めているエリック・トヒル氏は以下のように喜んだとのこと。
「(ジャスティン・ハブナーのJリーグ移籍は良いことか?)
そうだ、それは良いことだよ。我々の選手の多くは、自身の所属するクラブチームで多くの試合に出場してプレーする必要があるからだ。
ただの控え選手であるのならば、それは残念なことだ。私はいつもコーチ陣に言っている。選手たちが集まったとき、コーチたちは彼らが普段プレーしているかどうかを見るものだ。もし控えであれば、まずはフィジカルやプレースタイルを向上させなければならない。
ヨーロッパの国を見れば、主力選手がクラブで十分にプレーしているため、すぐに使うことができる。だから重要なのだ」
なお、4月15日から開始されるU23アジアカップ(パリ五輪最終予選)ではネイサン・チョエ・ア・オン(スウォンジーからヘーレンフェーンにローン)、エルカン・バゴット(イプスウィッチ・タウンからブリストル・ローヴァーズにローン)、そしてハブナーを招集したいと考えているそう。
エリック・トヒル会長は「彼らはレンタル移籍中なのでコメントができない。クラブが手放してくれるようにロビー活動をしている」と話したそうだ。