試合途中に打ち切りとなった14日のセリエA第15節ウディネーゼ対ローマ戦。
ローマDFエヴァン・エンディカが左胸付近をおさえて倒れ込むと緊急搬送されたためだ。幸いにも彼は心臓発作などの病変ではなく、肺気胸と診断された。
そうしたなか、ローマは地元病院と協力して、ファンに無料の心臓検査で提供する企画を発表した。
同企画は4月22日にスタディオ・オリンピコで行われるボローニャ戦前にトヨタファンゾーンに行われる。
対象となるのは45歳以上のファンで、事前予約をすると専門医による心電図検査や血圧測定などが無料で受けられるそう。
心血管疾患はイタリアにおける主な死因になっている。2021年のデータによると、これらの疾患は全死亡の30.8%(男性27.7%、女性33.7%)を占めており、「効果的な予防の努力は、この死亡率を減らすのに大いに役立つ」とのこと。