「2-1とリードしたあとに相手に退場者が出たので、選手たちにはシンプルなプレーをするように強調した。
ただ同点に追いつかれてしまい、こちらのほうが人数は多かったがいい雰囲気ではなかったし、交代のタイミングを慎重に考えていた。やむを得ず、延長戦まで考慮しなければならなかった。勝負の時間を見極めて、延長の30分でカードを切っていった。
五輪出場権がかかる準決勝については、まずはサウジアラビアとウズベキスタンの試合の結果を見届けなければならないね。だから明日は回復に務める。夕方になれば頭の中に構想が生まれてくるはずだ。
サウジアラビアとは一度親善試合をしたことがあるが、ウズベキスタンのことは全くわからない。明日の試合を見て考えることになる。
(インドネシアと2027年まで契約を延長したという報道があるが?)
まだ契約書にサインしていないので、何も話をすることはできないよ。ただエリック・トヒル会長とは良い話をしていたので、契約延長の動きについては本当だ。
インドネシアのサッカーは発展している。どんな相手とも戦えるという感覚がある。オリンピック予選については思ったよりもいい形で進んだので、ワールドカップ2次予選を突破するのが目標だ。
それを達成したら、さらに大きな目標を持って前に進もうとするだろう。長くインドネシアを見ている人ならば、期待できると感じていると思うよ」
2018年のワールドカップで韓国代表を率いたシン・テヨン監督は、グループステージでドイツを破るなど一定の成果を出したものの、大会後に退任。
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その後2020年1月からインドネシア代表とU-23代表、U-20代表を3ポジション兼任で率いることになり、フル代表ではアジアカップ本大会に出場。さらにU-23代表でもアジアカップベスト4という結果を残した。
シン・テヨン監督は各年代のチームを兼任で4年以上指揮しているということもあり、選手のことを熟知しているという点でアドバンテージがあったと感じているようだ。
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