4位:フラヴィオ・コンセイソン

国籍:ブラジル

レアル・マドリー所属:2000~2003

ドルトムント所属:2003~2004

ブラジル代表で45試合に出場した名ボランチ。パウメイラスでブレイクしたあとデポルティボ・ラ・コルーニャに移籍し、マウロ・シウヴァとのコンビで大活躍した。そしてレアル・マドリーへと引き抜かれている。

クロード・マケレレなど多くのライバルがいた「銀河系軍団」ではレギュラーを掴むまでには至らなかったものの、2度のリーグ優勝とチャンピオンズリーグ優勝を経験。

そして2003-04シーズンにはボルシア・ドルトムントへとローン移籍し、ブンデスリーガで14試合に出場して1ゴールという成績を残している。その後ガラタサライとパナシナイコスでプレーしたあと、怪我などもあって32歳という若さで現役を引退している。

現在はサンパウロのアメリカーナという街で生活しているとのことだが、2016年には彼の名前を騙った詐欺師がスペインで訴えられるという事件が話題になった。

3位:ヌリ・シャヒン

国籍:トルコ

ドルトムント所属:2005~2011、2013~2018

レアル・マドリー所属:2011~2014

ボルシア・ドルトムントで若くして大ブレイクした天才攻撃的ミッドフィルダー。下部組織でプレーしていたころから欧州に名を轟かせる若手で、16歳と334日という年齢でドルトムントのトップチームにデビュー。これはブンデスリーガの最年少出場記録を更新するものだった。

その後フェイエノールトへのローン移籍を経てレギュラーに定着し、2010-11シーズンにはブンデスリーガ優勝に貢献。個人としてもリーグの最優秀選手賞に選ばれ、世界屈指のアタッカーとして評価された。

その後レアル・マドリーに移籍するも、スペインでは度重なる怪我に悩まされて苦戦。ほとんど出場機会がないままリヴァプール、ドルトムントに貸し出されることになった。

そして2014年には完全移籍でドルトムントに買い取られるも、全盛期の輝きを取り戻すことはできなかった。35歳の現在はドルトムントのアシスタントコーチを務めている。