染野唯月
所属クラブ:東京ヴェルディ
U23アジアカップを制した日本代表だが、FW陣を見渡すとエースの細谷真大(柏)は大会を通して不調。控えの内野航太郎(筑波大)もまだ19歳と若く、得点という個性はあるもののできることが限られるために心許ない面がある。
染野唯月はその不安を一掃してくれる存在になるかもしれない。尚志高から2020年にプロ入りした22歳のストライカーは、今季16年ぶりにJ1へと復帰した東京ヴェルディでエースとしてチームを牽引している。
もともとは鹿島アントラーズでプロ入りし、現在も保有権は鹿島にある。その鹿島のレジェンドである大迫勇也(現ヴィッセル神戸)を高校時代から憧れとして公言しており、収める技術や攻撃の万能性において憧れへと近付きつつある。
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またプロ入りからゴールを記録した試合は21試合無敗という“不敗神話”もあり、彼が選ばれれば本大会のラッキーボーイ的な存在にもなり得るかもしれない。