気象庁の発表によれば、今年の夏(6月~8月)は暖かい空気に覆われやすく、全国的に気温が高くなるという。
そうしたなか、Jリーグは7日、「飲水タイム」実施ルールについて、6月8日(土)より日本サッカー協会(JFA)が定める「熱中症対策ガイドライン」を適用することが決定したと発表した。
実施ルールは以下の通り。
・WBGT25℃以上で両チーム事前合意の場合、飲水タイムを実施可能
・WBGT28℃以上の場合は飲水タイムを実施
・WBGT31℃以上の場合はクーリングブレイクを実施
WBGT値とは、気温、湿度、日射・輻射などの周辺熱環境を総合して計測する暑さ指数。JFA「熱中症対策ガイドライン」にて飲水タイムを行う際の基準が定められている。
2024シーズン、新たな要素として登場するのがクーリングブレイク。日本スポーツ協会がまとめた「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」において、『運動は原則中止』となっているWBGT31℃以上で実施されることになった。
実施時間は前後半それぞれ3分の2の時間が経過した頃(※45分ハーフの場合は30分頃)、3分間のクーリングブレイクが取られることになる。
対象となる大会は、2024明治安田J1・J2・J3リーグおよびJリーグYBCルヴァンカップ。
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なお、このルールは暫定ルールとなっており、Jリーグが夏季期間として定める7月12日~9月1日については、別途基準を設ける可能性があるとのことだ。