リヴァプールは、2016年にラツィオとの間で結んだ契約条項のおかげで今夏5億円の収益を得ることになるそうだ。
それは2013年から2016年まで所属していたスペイン人MFルイス・アルベルトが、ラツィオから今夏カタールの強豪アル・ドゥハイルへと移籍したため。
ルイス・アルベルトはラツィオに加入するときに330万ポンド(およそ6.6億円)の移籍金が動いているが、さらに「将来の売却時に発生する移籍金の30%がリヴァプールに渡る」という条件が入っていたそう。
今回アル・ドゥハイルがルイス・アルベルトの獲得に費やしたのが840万ポンド(およそ16.7億円)だったため、リヴァプールにはその30%の250万ポンド(およそ5億円)が支払われるとのこと。
ラツィオでは今季鎌田大地とポジションを争ったルイス・アルベルトであるが、後半戦ではなかなか活躍することができず、イゴール・トゥドール監督の下では出番を失った。
4月の段階でラツィオとの契約を解除したいと公にコメントし、来季のプロジェクトには参加しないと退団を宣言していた。
今回彼が希望していた移籍が実現することになり、来季はアル・ドゥハイルへと活躍の場を移す。それとともに「8年前に退団した」リヴァプールに5億円もの移籍金が入ることになったそうだ。