森下龍矢(レギア・ワルシャワ)
【プロ入りまでのキャリア】
ジュビロSS掛川
ジュビロ磐田U-18
明治大学
サガン鳥栖
現在ポーランドで活躍する森下龍矢は、トップ昇格こそ果たせなかったもののジュビロ磐田のユースが輩出した選手だ。
森下といえば、三笘薫(当時筑波大)と同学年でありながら明治大で5冠を達成。その後、鳥栖でプロ入りし1年で名古屋へとステップアップしているだけに大学時代の印象が強い。
ただ掛川生まれの彼はジュニアユースの頃から磐田に所属しており、高2の時に大木武氏(現ロアッソ熊本)がU-18の指揮官に就任したことで「人生を変えられた」と語っている。
日本代表では奇しくもユースの後輩である伊藤洋輝とポジションを争うことに。ただ「僕は安定的な選手ではなく、“カオス”を作る選手」とあくまで自分の個性で勝負することを誓っている。
鈴木海音(ジュビロ磐田)
【プロ入りまでのキャリア】
ジュビロ磐田U-15
ジュビロ磐田U-18
ジュビロ磐田
磐田ユース出身者の次なる海外挑戦は、ユースの先輩であり憧れでもある伊藤洋輝から「早く海外に来い」と言われるこの男だろうか。
浜松で生まれ育った21歳は、磐田のジュニアユース、ユースを経て2020年にトップ昇格。プロ入り後はあまり出番を得られなかったが、2022年に栃木SCで武者修行し大きく成長した。
栃木でのシーズンを終えた後にはJ1クラブへの移籍や海外挑戦も考えたという。ただ当時2部に降格した磐田が補強禁止の処分を受けていることもあり復帰を決断。今や守備の要として欠かせない存在となった。
年代別の日本代表には15歳の頃から入っており、パリ五輪世代の代表にも継続的に選ばれている。現在の序列では本大会出場は厳しいが、それでも見据えているものがその先にはあるはずだ。