今夏のマーケットでシュトゥットガルトからバイエルン・ミュンヘンへと移籍することになった伊藤洋輝。2300万ユーロ(およそ39.3億円)にボーナスがプラスされるという額で取引された。

ブンデスリーガで2位と好成績をあげたシュトゥットガルトの中心的なディフェンダーとして活躍し、ビッグクラブへのステップアップを勝ち取ることになった。

ただこの移籍については直前まで情報が外に出ていなかったこともあり、現地でもファンやメディアではそれほど評論されていなかったという。

しかしバイエルンは長い間伊藤洋輝を補強の候補として追っていたとのこと。『Bild』によれば、クラブのスポーツディレクターを務めるマックス・エベールが以下のように説明していたとのこと。

「伊藤洋輝が見せていたパフォーマンスと成長により、我々は長い間彼を補強候補のリストに入れていた。

チームの編成計画というものは、適切な組み合わせを考え、適切なチーム構成のために必要な選手を獲得すること。また選手交代を使わなくても試合中にシステムを変更できる者を引き入れることだ。

そのため、伊藤洋輝が様々なポジションでプレーできることは非常に価値があるのだ」

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センターバックと左サイドバックの両方をこなし、4バックにも3バックにも対応できる。その伊藤洋輝の応用性が高く評価されているようだ。

バイエルンは来季でアルフォンソ・デイヴィスの契約が満了を迎えることもあり、伊藤洋輝は左サイドバックでの起用の可能性も示唆されている。

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