3日に発表されたパリ五輪の日本代表メンバー。今回の大会では18人のレギュラーに加えて4人のバックアップを選出(そのうち1名はGKでなければならない)できる。

そのバックアップメンバー4名は、レギュラーの中で怪我や病気でプレーできなくなった選手が出た場合にのみ入れ替えが可能になるというものだ。

日本代表の4人のバックアップには佐々木雅士(柏レイソル)、鈴木海音(ジュビロ磐田)、山田楓喜(東京ヴェルディ)、そして佐野航大(NECナイメーヘン)となった。

『destentor』によれば、佐野航大がバックアップメンバーにとどまったことをNECナイメーヘンは喜んでいるという。

パリ五輪のサッカー競技は開会式の前にスタートし、日本代表は7月24日にパラグアイ戦、27日にマリ戦、30日にイスラエル戦に臨む予定となっている。

もし佐野航大がオリンピック本大会のレギュラーメンバーに選ばれていた場合、プレシーズンのキャンプに参加できないばかりか、8月10日に予定されているエールディビジ開幕戦にすら出場できない可能性がある。

しかし現状ではバックアップメンバーはパリ五輪に帯同する必要がないため、佐野航大は来週月曜日から小川航基らとともにプレシーズンキャンプへと合流できるという。

U-23日本代表、U23アジアカップに招集できなかった「海外日本人」の逸材たち12名

昨季佐野航大は後半戦でレギュラーを獲得し、シーズンを通して31試合で6ゴール3アシストを記録するなど好調なパフォーマンスを見せた。

NECナイメーヘンはその彼がシーズンのスタートから起用できる可能性が高いことに安堵しているという。

【厳選Qoly】世代屈指の逸材ながらパリ五輪メンバー18名に含まれなかった海外日本人11名