ベルギー1部のシント=トロイデンは11日、U-23日本代表GK小久保玲央ブライアンをベンフィカから完全移籍で獲得したと発表した。
小久保は2001年1月23日生まれの23歳。柏レイソルのアカデミーで育ち、2019年にポルトガルの名門ベンフィカへ加入。翌年にはU-23チームの一員としてUEFAユースリーグ決勝のレアル・マドリー戦に先発出場した(2-3で敗れ惜しくも準優勝)。
その後はトップチームでもベンチ入りの機会を得るが、同年代のウクライナ代表GKアナトリー・トルビンなど有力選手が多く、Bチームでもなかなか出場機会を増やすことができなかった小久保。
そうしたなか、U23アジアカップでは日本の守護神としてパリ五輪出場権獲得と優勝に大きく貢献。パリ五輪の出場メンバーにも選ばれ、この夏新たな環境へ移ることを決断した。
以下は小久保とシント=トロイデンの立石敬之CEOのコメント。
小久保玲央ブライアン
「小久保玲央ブライアンです。シント=トロイデンと契約できたことを大変嬉しく思います。少しでも早くシント=トロイデンのユニフォームを着てプレーしたいなと思っています。チームに貢献できるよう頑張って行きます!ファン、サポーターの皆様また会いましょう!」
立石敬之CEO
「小久保選手の加入は、STVVに新たな競争と刺激を与え、更に強い集団に成長させてくれると信じています。また、彼自身もシュミット(ダニエル)選手や鈴木(彩艶)選手のようにこのベルギーリーグで経験を積むことで、大きく成長出来るように私達もサポートしていきたいです」
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小久保玲央ブライアンのシント=トロイデン加入が発表されたことから、同じパリ五輪世代である鈴木彩艶の移籍が発表される日は近いとみられる。
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