今夏のマーケットで川崎フロンターレから海外のクラブへと移籍する手続きを進めていると発表された瀬古樹。
メディアによればおそらく移籍先はイングランド2部・フットボールリーグチャンピオンシップのストーク・シティであるという。
ストーク・シティは昨季2部で17位という結果に終わっているが、シーズン途中の昨年12月に就任したスティーヴン・シューマッハ監督の下で巻き返しを見せていた。
今夏のマーケットではこれまで主に8人の選手を補強しており、さらにルーク・カンドル(ウォルヴァーハンプトン)、アンドリュー・モラン(ブライトン)の獲得を狙っていると言われる。
その中で瀬古樹を獲得する理由とは?『footballleagueworld』は以下のように分析していた。
「瀬古樹は右利きのボランチで、右サイドバックでもプレーすることができる。プレッシングが得意なスタイルを持っているため、シューマッハ監督のチームにはぴったりだろう。
彼はすでに豊富な経験を積んでおり、日本でのプレーでアグレッシブな貢献をしてきた。これはシューマッハ監督がボランチに期待しているものかもしれない。
瀬古はより守備でのオプションと見做されるため、ストーク・シティの主力を務めてきたジョッシュ・ローランとワウテル・ブルガーに対抗できるように懸命な努力が必要だろう。
シューマッハ監督はチームのあらゆる点を向上させたが、ハムストリングを手術したためにベン・ピアソンが離脱しているため、中盤の選択肢を強化したがっている。
開幕戦ではコヴェントリーに勝利し、さらにリーグカップでカーライル・ユナイテッドも撃破したストーク・シティ。2連勝で好調なスタートを見せたが、チームには10代の選手も多い。経験を加えるという意味でも瀬古の獲得を検討しているのかもしれない。
瀬古は日本で称賛を受けてきた選手で、今は新たな挑戦を求めている。日本のサッカー選手たちは今イングランドへの移籍を検討しており、それが繰り返し話題になっている。
現在はバーミンガムに横山歩夢と三好康児、ブラックバーンに大橋祐紀、ルートンに橋岡大樹、ブリストル・シティに平河悠、QPRに斉藤光毅が所属している。
ストーク・シティは今週土曜日に行われるワトフォード戦までに瀬古の移籍を完了させたいと考えているようだ」
瀬古樹が持っているプレッシングのスタイルが、シューマッハ監督の哲学に合致しているのではないか…と分析されているようだ。
またカーライル・ユナイテッド戦では17歳のフレディ・アンダーソンとスレイマン・シディベ、18歳のルイ・クーマスらが先発出場しており、中堅の選手が不足している状況もあるとも。