鹿島アントラーズは6日、ランコ・ポポヴィッチ監督との契約を解除することを発表した。

今シーズンのマネジメントとパフォーマンスを総合的に判断した結果とのこと。ミラン・ミリッチコーチも同じく契約解除になるという。

以下はポポヴィッチ監督のコメント。

「偉大なアントラーズファミリーの一員として日々を過ごせたことを、誇りに思います。クラブに対する私の姿勢や愛情、情熱そして献身は、私が自分自身の家族に対して接するのと全く同じです。スタートした仕事を最後までやりきれなかったことは非常に残念ですが、クラブの決断を尊重します。ただ、クラブの大きな財産である選手たちは我々が手にしたかったもの、一緒に手にすることができなかったものを獲得できるところまで成長してくれたと思います。いつも意見交換をしてくれた吉岡さん、素晴らしい選手たち、支えてくれたコーチングスタッフ、メディカルスタッフ、クラブスタッフ、そしていつでも我々にエネルギーと愛情を注いでくれ奮い立たせてくれたサポーターの皆さん、すべての方々に感謝の気持ちで一杯です。poštovanje(リスペクト)、アントラーズファミリー」

また、2022年から強化責任者を務めてきた吉岡宗重フットボールダイレクターに関しても、これまでの取り組みと今後の方向性を協議した結果、双方合意のもと退任することが決まったと発表した。

以下は吉岡FDのコメント。

「この度、フットボールダイレクターを退任することになりました。2011シーズンから強化担当として、『すべては勝利のために』というクラブ哲学のもと取り組んできましたが、私が強化責任者に就任して以降もタイトルから遠ざかっており、皆様の期待を裏切る結果となっていることをお詫び申し上げます。また、ファン・サポーター、パートナー、ホームタウン・フレンドリータウン、アントラーズに関わるすべての皆様のこれまでの支えに心より感謝いたします。良い時も悪い時もチームを鼓舞し続け、自分たちの力でチームを勝たせるんだというこのクラブのサポーターの姿勢は、間違いなく選手たちの原動力になっています。今シーズンも残り6試合となりましたが、すべての試合に勝つために、引き続き後押しをお願い申し上げます。私はクラブを離れますが、今後のアントラーズの成功を心より願っています。本当にありがとうございました」

鹿島はJ1首位のサンフレッチェ広島と勝点13ポイント差ながら現在4位。前日5日に行われたアルビレックス新潟戦でもアウェイで4-0の快勝を収めたばかりだった。

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監督やフットボールダイレクターの後任人事については、正式に決定次第発表される。

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