28日にパリでバロンドール授与式が行われ、マンチェスター・シティのスペイン代表MFロドリが男子バロンドールを受賞した。

シティは所属選手である男女8人が候補にノミネートされ、彼ら彼女たちのためにプライベートジェットを手配したとされている。

一方、レアル・マドリーは選考に抗議する意味合いでバロンドールをボイコットし、誰も式に参加しなかった。

ただ、バロンドール投票で5位になったシティFWアーリング・ハーランドはパリに現れず。彼は友情を優先していたようだ。

「チームメイトなのにガチ喧嘩になった7つの事件」

ハーランドは、「Love the colours」というコメントともにスウェーデン1部マルメのユニフォームを着て、スタンドで試合を観戦する様子をSNSに投稿(マルメのユニフォームは水色)。

そのマルメは28日にホームで行われたヨテボリ戦に2-1で勝利し、リーグ優勝を決めた。

マルメにはノルウェー代表MFエリク・ボテイムが所属している。現地メディアによれば、ハーランドは親友であるボテイムの優勝を見届けるために現地に駆け付けていたそう(2人は同じ24歳)。

ハーランドは父親らと一緒にVIP席で観戦した後、ボテイムのユニフォームを着てロッカールームを訪ねると一緒に優勝をお祝いしたとか。

ボテイムは「彼本人が来たがっていたんだ!ユニフォームは50着買ったのでもう十分だと言っていたよ。彼はマルメのファンとスタンドの圧力に感激していた。(スタンドにいた大勢のファンが一緒に写真を撮ろうとしていたが)彼はスーパースターだからね。いつだって騒ぎになることは分かっている。彼と友人たちが来たがってくれたのは素晴らしいことさ」と喜んでいたそう。また、マルメのファンたちは「ハーランド、契約して!」と歌っていたとのこと。

【厳選Qoly】日本代表、「初招集」と驚きの「電撃復帰」があるかもしれない5名