MF:ナイジェル・デヨング

主な所属クラブ:
マンチェスター・シティ(イングランド)
ミラン(イタリア)

オランダ代表:
81試合1得点(2004-2015)

インドネシアとの関係:
父親はスリナム人だが、母親がインドネシア・アンボン島にルーツを持つ。

MF:ラジャ・ナインゴラン

主な所属クラブ:
インテル(イタリア)
ローマ(イタリア)

ベルギー代表:
30試合6得点(2009-2018)

インドネシアとの関係:
父親はインドネシアのバタック人。ラジャは現地の言葉で「王」を意味する。

MF:デミー・デゼーウ

主な所属クラブ:
アヤックス(オランダ)
アンデルレヒト(ベルギー)

オランダ代表:
27試合0得点(2007-2010)

インドネシアとの関係:
母親がインドネシアのモルッカ系。

中盤3人は、正直対戦相手だったら逃げたくなるような選手たちだ。

デヨングはファンデルファールト、スナイデルらとアヤックスの新時代を築き、その荒々しいプレーから“世界一の潰し屋”とも恐れられた。

ナインゴランはベルギー黄金世代の一人。全身にタトゥーを入れた破天荒なファイターで、その類まれな闘争心がピッチ上で発揮されると誰にも止められなかった。

2人に比べて実績は劣るものの、デゼーウもまたスキンヘッドのエネルギッシュなMFであった。オランダ代表として2008年EURO、2010年ワールドカップに出場し、後者の大会では準優勝に貢献している。

なお、サッカー界随一のダーティな選手として知られたMFマルク・ファンボメルにもインドネシア系との情報があるが、こちらは噂の域を出ない。