日本代表は15日に行われたインドネシアとのW杯アジア最終予選に4-0で勝利した。
近年のインドネシアは多くの帰化選手でチームの強化を行っており、この日も新たな帰化選手であるケヴィン・ディクスをデビューさせた。
デンマークの名門コペンハーゲンでプレーする大型ディフェンダーのディクスは、直前に帰化が完了したばかりで秘密兵器ともいる存在だった。だが、日本戦では前半途中で負傷交代するアクシデントに見舞われてしまった。
『CNN』は、「ディクス、日本戦でのデビューは失敗。敗北と負傷。期待されていたディクスは、最高のパフォーマンスを発揮できず。前半終盤に負傷のため交代を余儀なくされた。Sofascoreは、ディクスが3回のデュエルのうち1回しか勝てず、4回ボールを失ったと指摘。忠実なインドネシアサポーターの前で大敗に終わり、ディクスのデビュー戦はネガティブなものになってしまった」と指摘。
『Bola』も「ディクスは、日本戦で代表デビューを果たしたが、ほろ苦い思いをした。前半終盤に負傷すると治療のためにピッチを離れなければならず、10人でプレーしたインドネシアは日本に2点目を奪われた。その直後、ディクスは交代になった」と伝えていた。
ここまで5試合で3分2敗といまだ未勝利のインドネシアは、19日にサウジアラビアと対戦する。