オランダメディア『Haaglanden Voetbal』は4日、J2レノファ山口がオランダ2部ローダJCの元U-21オランダ代表GKニック・マルスマンに関心を寄せていると報じた。
同メディアによると、先週にクラブの代表者とマルスマンの仲介人との間で交渉が行われたという。
34歳のベテラン守護神はオランダの強豪クラブであるトゥウェンテでプロデビューを飾り、プロ3シーズン目で第1GKの座を勝ち取った。
トゥウェンテ退団後はユトレヒト、フェイエノールトでゴールマウスを守り、2021年にはMLSインテル・マイアミに移籍。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとともにプレーした。
身長188センチと大柄で、ハイボール処理に長けた実力者だ。2012年にはU-21オランダ代表にも選出された。
今年1月にインテル・マイアミを退団したマルスマンはADOデン・ハーグに加入し、9月にはローダJCへ入団。現在は第1GKクーン・バッカーが負傷離脱しているため、正守護神を務めている。
ドイツの移籍情報サイト『Transfermarkt.com』によると、マルスマンの契約期限は12月31日に設定されている。来年であればフリーで獲得できる可能性がある守護神を、今季で現役引退を表明したGK関憲太郎の後釜として山口が獲得するのかに注視したい。