7日、J1昇格プレーオフの決勝が行われ、ファジアーノ岡山がJ1初昇格を決めた。
明治安田J2リーグのレギュラーシーズンを5位で終えた岡山は、プレーオフ準決勝で同4位のモンテディオ山形を3-0と撃破。
相手の山形は9連勝でシーズンを終えていたが、3週間の中断を経て行われたこの試合では岡山の強さだけが目立った。
ベガルタ仙台をホームに迎えた決勝戦でも、岡山の勢いは止まらなかった。
20分にMF末吉塁のゴールで先制すると、61分にはDF本山遥が追加点。地元の大歓声を受ける中、2-0の完勝で仙台を退けた。
2003年に創設され、2009年にJリーグへ加盟している岡山。
以来16年間、昇格も降格もすることがなかったが、創設22年目にして悲願の初昇格となった。
一方レギュラーシーズン6位ながら、プレーオフ準決勝で同3位のV・ファーレン長崎を4-1で下していた仙台。
敵地での大勝劇は驚きをもって伝えられ、高い士気をもって岡山へ乗り込んでいたが4年ぶりのJ1復帰とはならなかった。