吉田麻也と山根視来が所属するLAギャラクシーが、MLSで優勝を遂げた。
8日に行われたニューヨーク・レッドブルズとのMLSカップ決勝に2-1で勝利し、全米制覇を成し遂げたのだ。
かつて日本代表でキャプテンも務めた36歳の吉田は、オランダ、イングランド、イタリア、ドイツでもプレーしてきたが、タイトル獲得は初めて。
吉田はサウサンプトンでは194試合に出場してキャプテンも務めただけに、サウサンプトンの地元紙『Daily Echo』は、こう伝えていた。
「サウサンプトンのお気に入り選手がMLSカップで優勝し、キャリア初のクラブタイトルを獲得。
セインツファンのお気に入りである吉田が自身初のクラブタイトルを獲得した。
36歳の吉田は、2024年シーズンに向けてフィットネスレベルを維持するため、昨季ラッセル・マーティン監督率いるサウサンプトンの練習に参加。
元日本代表キャプテンの吉田は今季39試合に出場し、元セインツのDFマルティン・カセレスも所属するLAギャラクシーで2ゴールを挙げた。優勝後、吉田は次のように語った。
『自分は昨夏に加入したが、クラブは経験と精神力をもたらすことを期待していた。(地区14チーム中13位に終わった)昨季は大きな失望だった。
このチームの一員であることをとても誇りに思う。長い間待ってくれたファンと、一生懸命働いてくれたスタッフに感謝したい』」
サウサンプトンでファンに愛された吉田が、36歳にして初タイトルを手にしたことをしっかり伝えていた。
また、『ESPN Asia』も「日本代表キャプテンの吉田麻也が36歳にして初のクラブトロフィーを獲得」と紹介している。
なお、今夏に加入した元ドイツ代表マルコ・ロイスも35歳にして自身初のリーグ優勝となった。