レアル・マドリーの黄金期を築いた元ブラジル代表DFロベルト・カルロス(51)が日本代表MF久保建英(現レアル・ソシエダ)を称えた。
バルセロナの伝説的な選手であるアンドレス・イニエスタの引退試合として、15日に東京の味の素スタジアムで行われる「アミューズ EL CLÁSICO in TOKYO Presented by VITAS」。
この試合はレアルOBとバルサOBが出場するレジェンドマッチであり、ロベルト・カルロスはもちろんレアル側の一員として参戦する。
そんな彼はすでに来日しており、試合前日の14日に行われた記者会見にも登壇。
「このような機会を与えていただきありがとうございます。日本で素晴らしいゲームができることを心から願っています」と挨拶した。
クラシコの思い出については、「(本拠地の)ベルナベウで決めた最初のクラシコでの得点。あのゴールの瞬間に多くの人がどよめき、その興奮を受け取った瞬間というのは忘れることができません」とコメント。
またレアルの後輩でもある久保建英(2019-2022所属)について聞かれると、以下のように話した。
「日本には多くの才能のある選手がいると思います。その中でも久保選手は質が高く、素早く動けること、試合ごとに能力が向上していることを楽しく見させてもらっています」
長い助走をとったフリーキックから繰り出される強烈なシュートで“悪魔の左足”と恐れられたロベルト・カルロス。
2002年ワールドカップで世界一を勝ち取った日本の地で、代名詞である左足をさく裂させてくれるだろうか。