8月13日は「国際左利きの日(左利きの日)」。

そこで、人種・性別を問わず「10人に1人」と言われる左利きの中で、名フリーキッカーと評されたサッカー選手を5名紹介する。

中村俊輔

日本が誇る天才レフティ。ワールドクラスにまで高めた左足のキックを武器に世界で活躍した。

左足から繰り出すフリーキックはまさに伝家の宝刀。フランス代表戦やCLマンチェスター・ユナイテッド戦でもギュンと曲げる一撃でゴールを奪ってきた。

あのサー・アレックス・ファーガソン監督も「ナカムラは素晴らしいフリーキックで2点を決めた。彼の能力には敬意を表さざるをえない。彼のセットプレーの才能は並外れている」と脱帽したほどだ。

2022シーズン限りで現役を引退し、現在は横浜FCでコーチを務めている。

リオネル・メッシ

最強レフティに君臨してきた生ける伝説。

キャリア当初はフリーキックを蹴っていなかったが、デコやロナウジーニョがいたバルセロナでその技術を習得した。

元バルサDFネウソン・セメドは「彼が練習でフリーキックを蹴るのは一度たりとも見たことがない。彼にとっては生まれながらのものなんだよ。練習は嘘をつかないと言われるけれど、彼は練習しなくてもパーフェクトなのさ」と語ったが、これはさすがに都市伝説だったことが判明している。

フリーキックは極めたメッシだが、PKは苦手。「PKの練習は本当に難しい。試合とは同じ練習にはならないからね。プランを考えたり、練習したりはできるけど、見た目以上に難しいんだよ」とのこと。