帝京長岡:14番
今回の選手権は予選準決勝で新潟明訓に敗れた帝京長岡。ただ、新潟県勢で唯一参戦しているU-18プレミアリーグでは、初挑戦ながらWESTの7位となり残留を勝ち取った。
帝京長岡の14番は、小塚和季(清水エスパルス)や谷内田哲平(大宮アルディージャ)といったテクニカルなパサータイプの選手がつけてきたエースナンバーとして知られる。
ただ今年度はFW安野匠(2025年ベガルタ仙台加入内定)が背負い、プレミアでチームトップの11ゴールを記録。エースとしての役割を果たしつつ、新たな帝京長岡の14番像を作り出した。
清水桜が丘:8番
80年代から90年にかけて選手権を3度制した「清商」こと市立清水商業。しかし2013年に県立の庵原高校と統合され、静岡市立清水桜が丘高校として生まれ変わった。
清商のエースナンバー、8番も清水桜が丘へと受け継がれている。2017年に清水桜が丘として選手権に初出場した際はキャプテンの白井海斗がつけていた。
ちなみに、清商の8番は、1年生ながら鮮烈な活躍でチームを2度目の選手権優勝に導いた山田隆裕がつけていた番号。その後、“天才”小野伸二が背負ったことで確固たるエースナンバーとなった。