LAギャラクシーのキャプテンとしてMLS優勝を成し遂げた元日本代表DF吉田麻也。

クラブでは自身初めてのタイトルを獲得した36歳が先日、仲の良い内田篤人氏と対談。その様子が8日のテレビ朝日系『報道ステーション』で放送された。

冒頭で初タイトルを祝福された吉田。最終予選で好調の日本代表の話になると、早くワールドカップ出場を決めることのメリットの一つとして、開催地の一つであるアメリカでのマッチメイクがしやすくなることを挙げた。

「絶対にアメリカで試合をするべき」と語る理由について、吉田には、涼しい場所をキャンプ地にした2014年のブラジル大会での苦い経験があるという。

「ブラジルのときは涼しいところにいて、そこから毎試合暑いところに行ってみんな体が全然動かなかったという反省があるので、それを踏まえて(今回は)準備をしていくんだろうなと」

「そういうのをやっぱり(実際に)行って、肌で感じないと…。アメリカは大きいじゃないですか。キャンプ地を選ぶんだったら、真ん中(中央部)あたりが一番両方(東部と西部)に行きやすいのかなという。それと同時に、真ん中が過酷なんですよ、環境が。まず暑い。高地もある。だから真ん中にいることで他へ行ったときに楽になるのかなと。そういうのは行かないと分からない。それを経験しに行くことはすごく大事だと思います」

2014年当時、「史上最強」と評されながらまさかのグループステージ敗退に終わった日本代表。その一員だった吉田だからこそ、コンディション調整がうまくいかなかった反省を今後に生かすことを考えているようだ。

日本代表、2026年W杯で「背番号10」を背負いうる4人

日本代表は、3月20日に行われる次のホームでのバーレーン戦に勝利すれば早くも2026年のワールドカップ出場が決定。

なお、吉田と内田の対談は本日9日の『報道ステーション』で続きが放送される。

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