2026年ワールドカップに向けたアジア最終予選のグループCで首位に立つ日本代表は、20日にバーレーン、25日にサウジアラビアと対戦する。

対するサウジは、20日にホームで中国と対戦した後に来日する。

2034年W杯の開催が決まったサウジだが、今予選では不調。破格の待遇で招いたロベルト・マンチーニ監督を解任し、エルヴェ・ルナール元監督を呼び戻した。

先日、そのルナール監督は日本と中国戦に向けた招集メンバーを発表。32歳の代表未経験FWや国内2部リーグの選手を招集するなど、史上初めて5つのリーグから選手を招集している。

『Al-Riyadh』の記者は、「ルナール監督は、以前のように選手のネームバリューではなく、パフォーマンスに基づいて選考を行った」と述べた。そのうえで、こうも話していたそう。

「日本戦よりも中国戦の方が重要だ。なぜなら、中国戦はファンの前でホームで行われるからだ。(これまでのホームゲームでは?)ファンが満足できないレベルでパフォーマンスしていた。

そして、勝てば士気が大きく上がる。日本と対戦するには、(中国戦での?)勝点3が重要。中国戦が最も重要になる」

サウジは昨年10月に行われた日本とのホームゲームに0-2で敗戦。その試合を含めて、ホームゲームでは最近4試合勝ちがない(2分2敗)。

また、サウジと中国は同じ勝点6で並んでいるため、絶対に勝たなければいけない試合。一方、日本戦は引き分けでもOKということのようだ。

サウジで「消えた世界的スター」7名

なお、サウジは昨年の日本戦も含めてジッダでホームゲームを戦ってきたが、今回の中国戦はリヤドで行われる。その理由は、専用機で日本に向かうまでの時間が1時間半短縮され、12時間ほどになるため。少しでも移動時間を短縮するために試合開催地を変えたようだ。

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