日本代表は25日、2026年ワールドカップのアジア最終予選でサウジアラビアと対戦し、0-0と引き分けた。
バーレーン戦で史上最速でのワールドカップ出場を決めた日本。本大会に向けたホーム連戦、2戦目は中東の雄サウジアラビアをホームへ迎えた。
森保一監督はこの試合でも引き続き3-4-2-1のシステムを採用。GKは鈴木彩艶。DFは右から高井幸大、板倉滉、伊藤洋輝と並んだ。
ボランチは遠藤航と田中碧のコンビ。ウィングバックは右に菅原由勢、左に中村敬斗が入り、シャドーは久保建英と鎌田大地、1トップは前田大然が務めた。
サウジは、前節日本相手に健闘したバーレーンの戦いもイメージしたハイラインの5-4-1を採用。守備に人数を割いて引き分けも意識しつつ、カウンターを狙う昔ながらの戦い方を選択してきた。
結果、序盤から日本がボールを握り、試合はほぼサウジ陣内で展開されることに。パスをつなぎながら中村や久保の仕掛けで相手ゴールに迫ったものの、ゴールには至らず、スコアレスで試合を折り返す。
サウジは後半、やや前から来るようになったが基本的な構図は変わらず。日本は伊東純也、堂安律、旗手怜央、古橋亨梧、そして南野拓実を投入して状況の打開を目指した。
しかし最後までゴールは生まれないまま、スコアレスで試合を終了。ラマダン中のサウジがアウェイで勝点1を獲得することに成功している。